研究分野:動物生態学

今井 健介(准教授)
  • 生態学を中心とした生物分野,特に植物と昆虫の間に見られる食う-食われる関係の研究を専門としています。その中でも,食うものは以下に効率よく獲物を捕らえ,食われるものはそれから以下に逃れているのか,そのために両者がどのような進化を遂げているのかという,食うものと食われるものの進化的な軍拡競争を研究テーマとしています。また,近年は都市化などの人間の影響が生物達に及ぼす影響についても調べています。研修は実習と座学の形で提供可能ですが,前者は野外生物を対象とするため,天候や季節の制約を受け,テーマ変更が生じ得ます。下記に比較的安定して実施できるテーマを挙げますが,他に希望テーマがあればご相談ください。座学研修としては,生態学のうち高校生物の生態分野のいずれかに関連する部分(高校),専門分野である植物と昆虫の相互作用(高校),温暖化による生物への影響(校種指定なし)などが可能です。プロジェクター等が必要となり,1時間半程度の時間が必要かと思われます。詳しくはご相談ください。
研究テーマ1:身近な緑と生き物の住処
  • 対象:小~高校教員
  • 研究内容
  • アゲハ幼虫の個体別飼育
    クルミマルハバチ幼虫
    身近な樹木や雑草群落にも昆虫など多くの小動物を生活しています。これらの生物の生息環境の見つけ方を紹介し、そこに生息する生物を捕集するライントランセクト法・スイーピング法・ビーティング法・見つけ取り法などの方法論を講義・実習します。また、見つけた生物の継続観察による生態学的アプローチについても講義します。
  • 備考:本学で実施します。時間的には半日程度が必要で、野外活動ありで、5月~7月、9月~10月の実施が望ましいです。小雨決行です。
研究テーマ2:土壌動物の調査法
トビムシとダニ類
カニムシの一種
  • 対象:中~高校教員
  • 研究内容
  • 教科書で触れられる基礎的な実習である土壌動物を用いた自然度評価について、基礎的な実践内容・工夫の余地について講義・実習します。ハンドソーティング法・ツルグレン法・ベールマン法を実践します。
  • 備考:本学で実施します。時間的には半日程度が必要で、野外活動ありです。6月~7月、9月~10月の実施が望ましいです。