MI(マルチプルインテリジェンス)

 1980年代ごろにハワード・ガードナーによって提唱された知性に係る理論です。人間の能力の基本となる知性について、脳科学的知見に基づき8つの知性(身体、資格、論理、言語、間人間、内省、音楽、自然)に分け、欧米において影響力のある教育理論のひとつとなっています。

 本研究室ではこのMI理論について実践的な展開を図るため、8つの知性の可視化を可能とする分析ツールとして、

 ・MIチェックシート(2007年,オランダ・イエナプラン・専門家H.ウィンター氏提供)
 ・レーダーチャート(右図:2011年,村上ら開発)

を開発し、試行しています。以下の表のように、主に探究学習のグルーピングおよびコミュニケーションに活用しており、教育現場からその有効性に大きな反響があります。

 本研究室では、MIによる教育実践を希望される方を対象とした研修を行っております。分析ツールをご使用になられたい場合、この研修を受けていただいた上でお渡しします。
 研修をご希望の方は、こちらまでご連絡ください。

 

マルチプル・インテリジェンスをグルーピング等に活用した事例(2014年)

時期・期間

学校、機関(主な指導者)

活用の形態

実施者および状況

4月上旬

共栄大学(和井田節子、埼玉県春日部市)

新入生のグループ分け

和井田氏担当の新入生をMIによって班分けした。送られてきた250人のプロファイルを班分けして郵送返信した。

4月以降継続

宇治市立笠取小学校

総合学習の授業の補助資料

総合学習の授業研究の資料としてMIを活用した。

4月以降継続

京都教育大学附属桃山中学校(中川竜洋)

総合学習の生徒指導の補助資料

中川氏が総合学習によるMIの変容を継続観察した。

4月以降継続

守山市教育研究所(中西一雄)

小中学校の理科および他教科の班分け等

中西氏を中心に守山市内の小中学校多数の教員がMIによるグルーピング等を実践し、その有効性等を検討した。

5月以降継続

宇治市立北宇治中学校(西川光二)

中学校理科授業の班分け

西川氏の理科授業の班分けに活用した。

5月以降継続

堺市立浜寺石津小学校等複数(川俣徹)

クラスの班分け等

川俣氏を中心に5月7日の研修会以降、理多数の教員が科授業等の班分け等に活用した。

9月以降継続

広島市教育センター(石原政信) 

中学校理科授業の班分け

日本理科教育学会全国大会・課題研究参加以降、石原氏の指導で活用を試みた。

9月以降継続

小野市立河合中学校(森岡将大)

中学校理科授業の班分け

日本理科教育学会全国大会・課題研究参加以降、森岡氏の授業で活用を試みた。

9月以降継続

南丹市立園部小学校(新田早苗)

小学校授業指導の補助資料

新田氏が中心となり、児童および教員のMIを補助資料に自然学習の活性化に活用した。

11月以降継続

愛知県立一宮高校(川口一郎)

SSH研修会の班分けおよび理科授業の班分け

川口氏を中心として11月4日の研修会、理科授業に積極的に導入し課題研究を活性化した。

11月以降

愛知県立春日井工業高校(伊藤潤)

理科授業及びクラブ活動

11月4日研修会以降、伊藤氏の授業及びクラブ指導に活用した。

11月以降継続

愛知県立刈谷高校(筒井康隆)

SSH課題研究の班分け

11月4日の研修会以降、筒井氏が中心となって、本学で研修、1年生の課題研修の班分けに活用した。

11月以降継続

愛知県立豊田西高校(大川亮)

SSH課題研究の班分け

11月4日の研修会以降、1年生の課題研究の班分けに活用した。

 

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