配属希望の皆さんへ
生態学とは?
生物の体の内側で起こること―ホルモンや免疫や遺伝など―ではなく、体の外側で起こること―生物の行動など―を題材としています。生物が「体の外」=「その生物以外のもの」とどう関わるかという「生き様」を研究する学問分野を「生態学」といいます。
生態学の到達目標は、個々の生物の生き様を研究するだけではなく、似た生物に、あるいは(未知の種も含めた)生物全体に通用する法則を見付けることです。そのための武器になるのが進化の法則(C.Darwinの発見した自然選択による進化)です。なぜならすべての生物は「進化したもの」であり、進化の法則に従ってかたちづくられているはずだからです。
必要な基礎・心がまえ
- 講義では「昆虫学」「生物学実験」を履修しておくことが望まれます。分野の見方・考え方に気づき、学びを深めましょう。
- 色々な身近な生きもの達に、普段からじっくり関わって、自分で発見したモノやコトを大事にしてください。本当の研究は、そこから始まります。
- 教育実習等の履修スケジュールを早期に把握し、教員とよく相談しておきましょう。実験の実施時期により、研究素材やテーマを変更しなければならないからです。
推薦図書
- 大崎直太「擬態の進化」海游舎
- 鈴木紀之「すごい進化」中公新書
- 酒井聡樹ら「生き物の進化ゲーム」共立出版
- 西田隆義「天敵なんて怖くない 虫たちの生き残り戦略」八坂書房
- 平嶋義宏・広渡俊哉「教養のための昆虫学」東海大学出版部
- ドーキンス「盲目の時計職人」早川書房
- クレブス・デイビス・ウェスト「行動生態学」共立出版