物理のトリビア

京阪電車の駅の色は抵抗のカラーコードと一緒だって知ってた?

電気回路で使う抵抗素子の抵抗値を表示するのに写真のような4本(もしくは5本)のカラーコードが使われます。

  

(この写真の抵抗のカラーコードは左から茶、黒、黄、金となっています)

カラーコードに使われる色は0〜9までの数字を表しています。少し古い?覚え方を紹介します。

   黒:0  黒の0服(黒の礼服)

   茶:1  茶で1服(茶で一服)

   赤:2  赤の2ん参(赤の人参)

   橙:3  橙3元(大三元・・・・・麻雀の1手)

   黄:4  黄4恵子(岸恵子・・・・・ちょっと昔の大女優)

   緑:5  緑5(緑児・・・・・赤ん坊のこと)

   青:6  青二才の6でなし(青二才のろくでなし・・・・・青二才とは経験の浅い若者を悪く言うとき使います)

   紫:7  紫7部(紫式部)

   灰:8  灰8ー(ハイヤー・・・・ちょっと大型のタクシーをこう呼ぶときがあります)

   白:9  白9のガマ(四六のガマ・・・・筑波山に住むという前足4本後ろ足6本油売りの口上に出てくるガマガエル)

このカラーコードは左から3本(もしくは4本)で抵抗値を次のように表します。

カラーコードの示す数字が左からa,b,cなら  (a×10+b)×10 と読みます。

上の写真のように 全部で4本で左から茶、黒、黄、金なら  10×10=100kΩ です。  

最後の1本は抵抗値の精度を表し、金色なら±5%、銀色なら±10%の精度です。

  さて、関西の方ならご存じでしょうが京阪電車の駅に三条駅、四条駅、五条駅、七条駅があります。そのプラットホームは写真のように

この抵抗のカラーコードの色が塗られていますよ。一度確かめてください。

   

京阪三条駅・・・橙の帯が塗られています   京阪四条駅・・・黄色の帯

   

京阪五条駅・・・緑色の帯          京阪七条駅・・・扉がすべて紫色(この写真ではちょっと見にくい・・すみません)

 

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