12月27日タンタン研:三浦恭子先生をお招きして

2018/12/29

村上ゼミでは二か月に1回程度,「探究学習を探求する研究会」,略して「タンタン研」を開催しています。
タンタン研はゼミ生だけでなく,OBOG,現職の先生方,理科教育研究室外の方々にも集っていただき,村上ゼミの研究や諸活動を報告・議論しております。


2018年最後のタンタン研は,熊本大学准教授(元・京都大学iPS研究所)の三浦恭子先生をお招きし,分子生物学についてご講演をいただきました。
三浦先生は高校生のとき,当時化学をご担当されていた村上先生に出会われたことをきっかけに,化学の道をめざされました1)
三浦先生は,高校での「サイエンスとして一番純粋なのは、小学校の自由研究だ」という言葉を抱き続け2),楽しさ・おもしろさを常に研究の中で探し続けていらっしゃいました。


ご講演では,村上先生との出会いから始まり,iPS研究所時代の研究と山中先生のお話,博士になられた後のご専門である「ハダカデバネズミ」のお話を語ってくださいました。
「生きるとは何なのか」を問い続けておられる三浦先生のお話は,専門的ながらとてもおもしろく,来場された皆様も聞き入っておられました。
「おもろいかどうかをちゃんと追及しないと,その人の研究人生は終わってしまう」,楽しさ・面白さを常に追求される三浦先生のお話は,我々ゼミ生に研究の意味を問いかけるものでした。


最後に,高校時代の記念写真1)を再現した2ショットを撮らさせていただきました。

三浦先生,素敵なご講演をありがとうございました。
そして多くの方にご来場いただけたことを,大変うれしく思っております。
皆様,ありがとうございました。

<参考URL>

1)「生命科学DOKIDOKI教室:この人に聞く『生命に関わる仕事っておもしろいですか?』第37回」テルモ生命科学芸術財団HP
https://www.terumozaidan.or.jp/labo/interview/37/02.html

2)「現場で生きる9人のキャリアモデルファイル:科学者としての働き方。:悩み続けろ,思考を止めるな」科学技術振興機構HP
https://www.jst.go.jp/shincho/yomimono/miura.html


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