植物形態学研究室

藤浪 理恵子(准教授)

 

自己紹介・メッセージ

普段私たちが何気なく見ている植物は,良く観察してみると実にさまざまな“かたち”をみせてくれます。なぜ植物の形はこんなにもバリエーション豊かなのでしょうか?それは、それぞれの植物が生きる環境に適応し、進化をした結果だと考えられています。

私たちの研究室では陸上植物を材料にし,野外調査,顕微鏡やICT機器による細胞や組織の観察,遺伝子や植物ホルモンの解析などから,形態進化の謎を解き明かす研究に取り組んでいます。

 

 

 

 

現在の研究テーマ

植物形態学・進化形態学


  • 維管束植物の根と茎の起源解明

    • 原始的維管束植物のシダ植物小葉類の根と茎の分枝様式

    • 根頂端分裂組織の構造解析

 

  • シダ植物配偶体の形態進化

    • シダ配偶体とアーバスキュラー菌根菌の共生関係

    • 野外配偶体の生態の解明

 

  • 植物の形態観察のICT教材開発

    • 被子植物の根の発生観察動画

 

 

研究業績


 ⇒ 本学研究者総覧

 

夢ナビ講義動画

 

 

 

主な担当授業


 学部

  • 植物分類・形態学
  • 生物学II
  • 小学校理科教材論B
  • 生物学
  • 生物学基礎実験
  • 生物学実験

 大学院

  • 理科教育実践演習―植物形態進化学―
  • 教科内容教材論―生物―

 

 ⇒ 授業内容の詳細は、本学シラバス参照

 

研究指導題目

 卒論生(2021年度)

  • オーキシンによるシダ植物小葉類ヒカゲノカズラの根の形成機構
  • シダ植物配偶体とアーバスキュラー菌根菌の寒天培地による共培養法
  • シダ植物ヒトツバとホラシノブの配偶体形成における光環境解析
  • 種子の貯蔵油脂の組織的分布と発生解剖学的解析
  • 植物の根の認知調査と成長理解を促すICT教材開発
 

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